La Turbie 紺碧の地中海を見下ろす天空の村ラ・チュルビー

モナコ、イタリア、フランスの国境が交わる、紺碧の地中海を見下ろす高台に、ひっそりと佇む小さな村、ラ・チュルビー(La Turbie)。実は、モナコ公妃グレース・ケリーも、この村の別荘で長い時間を過ごしていたと言われています。

今回は、私も心から愛してやまない、この魅力あふれる小さな村をご紹介します。

ラ・チュルビーとはどんなとこ?

ラ・チュルビーは、エメラルドグリーンの豊かな自然に囲まれた、標高480メートルの美しい村です。エズ村から車で約10分、華やかなモナコからはわずか20分ほどと、アクセスも抜群です。

1.ローマの偉大な足跡「トロフィー・デ・ザルプ」

紺碧の地中海を見下ろす高台にひっそりと佇む村、ラ・チュルビー。この村を訪れるなら、まず足を運んでほしいのが、村のシンボルでもあるローマ時代の巨大な遺跡トロフィー・デ・ザルプ(Trophée d’Auguste)です。

この石造りの壮大な建造物は、紀元前6年にローマ帝国初代皇帝アウグストゥスによって建てられました。その目的は、アルプス地方に住む45もの山岳民族を全て征服した、ローマ帝国の圧倒的な勝利を記念するため。当時はこのトロフィー・デ・ザルプを越える「ユリア・アウグスタ街道」が整備され、ローマ帝国がガリア地方を支配するための重要な拠点でもありました。

創建当時は高さ約49メートル、直径約38メートルの巨大な円形記念碑で、頂上にはアウグストゥス帝の像が飾られていたと言われています。時を経て、中世には要塞として使われたり、石材が持ち去られたりしたため、現在はその一部が残るのみ。それでも、その雄大な姿からは、ローマ帝国の偉大な力を肌で感じられるでしょう。

敷地内には博物館も併設されており、トロフィー・デ・ザルプの歴史や、当時のローマ帝国のアルプス征服に関する展示を見学できます。

2.グレース・ケリーも愛した天空の村

もしかしたら驚くかもしれませんが、モナコ公国の元公妃であるグレース・ケリーの夫、レーニエ3世が所有していた広大な別荘が、実はこの村にあるんです。モナコ、イタリア、フランスの絶景を一望できるこの場所は、ロイヤルファミリーの休暇の場でもありました。ちなみに、モナコで働く多くの人々が、このラ・チュルビーに暮らしているんですよ。

村の旧市街へ足を踏み入れると、石畳の小道と趣のある石造りの家々が並び、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだよう。時折、のんびりとした猫に出会えるかもしれませんね。

ラ・チュルビーは観光地化されておらず、お土産屋さんなどもほとんどありません。今も村人たちが穏やかに暮らす小さな村なので、人混みを気にせず、静かな散策を楽しめます。坂道が多いので、歩きやすい靴でお越しくださいね。

 

 

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