マンドリュー・ラナープルとミモザ祭り 2


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モンドリューラナープルは、ニースの西36キロの海沿いに位置していて、毎年2月に行われるミモザ祭りは、最近ではコートダジュールの主要な冬のイベントであるニースのカーニバルとマントンのレモン祭りと並ぶお祭りとして認識されるようになりました。昨年のミモザ祭りには、6万人以上が訪れています。

地元のタネロン山で栽培された9トンのミモザを使って山車が造られ花合戦が行われます。このように地元の民間伝承の面を保持しながら、地元のミモザ農園の人々の活動を支援しています。

☆マンドリュー・ラ・ナプルとミモザの歴史

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ミモザは実は、オーストラリアからきた常緑樹です。マンドリューラナプールに冬の間滞在していたVallombrosa公爵、モーレイズ侯爵またはイギリスの元大蔵大臣ブルーハム氏(Lord Brougham)のうち誰がこのミモザを植えたのかははっきり分からないのですが、ミモザはすぐにこの地に順化し、すぐに園芸家や庭師たちに経済的利益を与えるようになります。

20世紀の初頭にすぐにパリの公園でミモザが見られるようになります。また業界団体と最初の商用農園が造られます。そしてミモザを栽培する人々はどんどん増えていき、市場は発展して行きます。毎日の様にミモザの花を載せた電車がカンヌやラナープルの駅から北フランスや外国へと出荷していきます。

1929年2月13日、-9°という寒波がやってきて、ミモザの歴史の中で最初の打撃となります。農園は凍結してしまいます。その後、2年かけてミモザ栽培は元に戻り、Gandolphus市長のもとで1931年2月16日に最初のミモザ祭りがマンドリューラナプルで開催されます。

1956年、再び-12°Cという寒波がやってきて、ミモザ、柑橘類やオリーブの木が大きなダメージを受けます。いくつかの古いミモザの木は捨てられることとなります。そして、農園は比較的温かいタネロン(Tanneron)山地に集中していきます。

そして流行が変わり、新しい花が世界の市場に到着します。ミモザはすぐに枯れてしまうと批判を受けます。クリザール花栄養剤が見つかったことが革命をもたらし、ミモザは8日間咲き続けるようになります。残念ながら、1970年の巨大な火事に続き、1971年厳しい霜がすべての農園を破壊します。植林援助金を受けますが、再起動は大変困難となります。

今日では、ミモザの花がモンドリューラナプールの町のシンボルとなり、協力的な”ユーロップミモザ”を通じて切り花を栽培・販売し続けられています。

Grand_Corso__93_☆ミモザ祭り

正式に1931年にミモザ祭が初めて開催され、今日では広く認識される盛大なフラワーパレードとなっています。モンドリューラナプールは、黄色いミモザの開花とともに賑やかになります。毎年冬1月〜2月の数ヶ月間ミモザは開花し、魅惑的な匂いを放ちます。ミモザが満開のときには丘や庭園が金色に輝き、「冬の太陽」だといわれています。毎年2月に「ミモザ祭り」が行われ、伝統と地元の民間伝承がなされています。

このミモザ祭りの機会に下記のイベントも行われます。
・ミモザ女王の選挙
・ミモザの森や温室、香水工場を訪れミモザの全てを学ぶバスツアー
・タネロン山へのガイド付きハイキング
・そして外せないのが週末のパレード

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祭りの組織は自治体の住民、アソシエーションや実行委員会に委託されています。

採りたてのミモザを載せた山車が、毎年選ばれたテーマに沿って創られパレードとなって行進します。

毎年のだいたいのスケジュールは
最初の金曜日の夜にはイルミネーションパレード(見学無料)
土曜日の午後からミモザ女王選挙が行われます。
日曜日の午後14時30分にはミモザの花合戦(座席料13ユーロ程度)
翌土曜日にはイルミネーションパレード(座席料9ユーロ程度)
翌日曜日にはミモザの花のパレード(座席料13ユーロ程度)
有料席以外にも無料立ち見エリアもあります。

詳細はこちら

2018年は2月20日(火)~28日(水)に開催予定です。

mandelieu2マイコートダジュールツアーズでは、貸切チャーターでミモザ祭りの時期にミモザを満喫できるコースへご案内しています。
内容は下記のような流れを予定しています。
ミモザ街道の一部をタネロン山に向かってドライブ(途中で写真ストップ)
ミモザの温室を訪問
マンドリューでランチもしくはお茶(自由時間)
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ご参加をご希望の方は、お問い合わせください。

ミモザ街道 (La Route du Mimosa)

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ミモザ街道は、Bormes les Mimosasから Le Rayol, Ste Maxime, St Raphaël, Mandelieu-La Napoule, Tanneron, Pégomas, Grasseまでの8つのステップに分けられた1月から3月までミモザの魅力を満喫できる130キロに渡る道です。

☆ラ・ナプール城 (Chateau de La Napoule)

海沿いにラ・ナプール城があります。14世紀に造られた塔を基礎に、アメリカ人彫刻家ヘンリー・クルー (Henry Clews)夫妻が改造したお城で素晴らしい建物です。夏の間は海沿いのテラスのカフェでコーヒーやお茶が飲め気持ちがいいです。詳細はこちら
電車の駅から近くです。カンヌからは22番のバスで「port de la napoule」下車。

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☆レストラン

ナプル港近くにあるL’Oasisロアジスは、24年間ミシュランの2つ星がついているガストロノミーレストランです。地元の人にも旅行者の方々にも人気です。このレストランのビストロはお手軽な料金で美味しい料理が食べられます。
La Palméaも評判です。

☆ホテル

海沿いにあるPullman Cannes Mandelieu Royal Casinoは景色もよくサービスもよいと評判です。レストランもあります。

⭐︎アクセス

マンドリューの中心街と電車の駅は離れていますので、中心街に行かれる場合は駅からバスをご利用下さい。ミモザ祭りのパレードは海沿いで行われるので駅から歩いて行ける距離です。
電車:カンヌからマルセイユ方面行きのTERで10分程度「マンドリュー(Mandelieu)」下車 2.30ユーロ 電車の時刻表はこちら(2016年)
バス:①マンドリューの中心街へ行くには、カンヌ駅もしくはカンヌ市庁前からPalm Expresseというバスで30分程度「Gare Routière de Mandelieu マンドリューのバスターミナル」下車 1.50ユーロ  Palm Expresseのバスの時刻表はこちら(2016年9月)
②パレードの行われる海沿いやラ・ナープル城に行くには、22番のバスで「port de la napoule」下車 1.50ユーロ 22番のバスの時刻表はこちら(2016年9月)

☆リンク

マンドリュー・ラナープル観光局のサイト

カンヌ近郊の路線バス Palm Bus