秋冬のコートダジュールの魅力

夏が終わり、秋と冬になるとコートダジュールの太陽や海、自然の色は変わってきます。こちらでは、秋と冬のコートダジュールの魅力についてご紹介したいと思います。 秋冬のコートダジュールの魅力 ☆冬も暖かいコートダジュール ☆歴史的にも冬の保養地として栄えたコートダジュール ☆秋・冬のコートダジュールのメリット ☆オリーブオイル作りの見学 ☆秋・冬のコートダジュールのデメリット ☆冬も暖かいコートダジュール コートダジュール Côte d’Azur、紺碧海岸というのは、1888年に出された地中海沿岸の旅行について書かれた作家ステファン・リエジャール(Stéphen Liégeard)の本『ラ・コート・ダジュール』がきっかけだったと言われています。フランスのカンヌやニース等、ヴァール県、アルプ=マリティーム県、モナコへ沿って伸びるヨーロッパ海岸線一帯をさしていて、イタリア人やイギリス人は、フレンチ・リヴィエラとも呼んでいます。 緯度からいえば、ニースは北海道に位置しますが、地中海性の温暖な気候のため、コートダジュールは、冬でも暖かいです。年間を通して雨が降ることは比較的少なく、フランスで最も太陽に恵まれた(日照時間が長い)地域です。 Niceの気候 – 海抜4m地点 月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 年間 平均的最低気温 (°C) 5.3 5.9 7.9 10.2 14.1 17.5 20.3 20.5 17.3 13.7 9.2 6.3 12.4 平均気温 (°C) 9.2 9.7 11.6 13.6 17.4 20.9 23.8 24.1 21 17.4 12.9 10.1 16 平均的最高気温 (°C) 13.1 13.4 15.2 17 20.7 24.3 27.3 27.7 24.6 21 16.6 13.8 19.6 日照時間 (時間) 158 171 217 224 267 306 348 316 242 187 149 139 2 724 降水量 (mm) 69 44.7 38.7 69.3 44.6 34.3 12.1 17.8 73.1 132.8 103.9 92.7 733 参照 : Données climatiques officielles à Nice (moyennes mensuelles sur la période 1981-2010) 春は、平均的な最低気温は8度〜14度、最高気温は15度〜20度と暖かくなり、観光シーズンが始まる時期です。3月の最後の日曜日から10月の最後の日曜日まではサマータイムで、特に夏は日がとても長く6月21日には22時まで太陽が出ています。6月の平均的な最低気温は17.5度、最高気温は24度程度で、7、8月の平均的な最低気温は20度、最高気温は28度程度ですが、夏は湿度が低いため日陰では日中でも過ごしやすいです。 8月の終わりから秋にかけて雷雨があります。9月は暑すぎずとても快適です。10月から11月は、雨がよく降り日が短くなる時期です。この時期に水を貯めておくことになります。10月はまだ日中に20度まで上がることもあるので海に入っている人も多いです。 冬は、12月の平均的な最低気温は6度、最高気温は14度程度なのでホワイト・クリスマスにはならないです。1月が一番寒くて平均的な最低気温は5度、最高気温は13度程度です。日中は太陽が出てくるので気温が上がります。沿岸地域では霜が降りることは滅多にありませんし、雪が降ることはまれですが、アルプス山脈は近くにあって(車で2時間、スキー場も近くにあります)、毎年山には雪が降ります。2月は平均的な最低気温は6度、最高気温は13度程度です。ニースのお店ではロングコートは売っていませんし、手袋や毛糸の帽子も滅多に使うことはありません。時々ブーツを履くことはありますが、温暖なので数日間だけです。 ☆歴史的にも冬の保養地として栄えたコートダジュール 温暖な気候のコートダジュールは、18世紀からヨーロッパ各国の王侯貴族の冬の保養地として栄え始め、イギリス人やロシア人が冬を過ごしに来ています。20世紀の終わりから、ヴィクトリア女王などヨーロッパの王族、貴族がニースを訪れるようになります。この頃に現在のネグレスコホテルが建てられています。1925年からは冬シーズンだけでなく夏にも観光客が訪れるようになります。終戦後は、富豪、著名人、芸術家たちがコートダジュールを訪れるようになります。ルノワールやマチスは、病気の療養のためにコートダジュールで冬を過ごすようになります。当時コートダジュールで冬を過ごすと長生きできると言われていました。他にもシャガール、ピカソなど20世紀を代表する芸術家たちが、訪れ、定住し、創作していたため、現在も美術館という形でコートダジュールに残っています。 ☆秋・冬のコートダジュールのメリット 秋・冬は、夏・春よりも雨が降りやすく気温は低めではありますが、フランスで一番太陽に恵まれた地域ですので、保養地として、あえて秋・冬にくる人たちもたくさんいます。夏よりも観光客が少なくなるので、美術館巡りや街や村の散策がゆっくりできます。エズ村やサンポールなどは夏は人が多くてビューポイントでは写真を撮るのに待ったりしないといけませんが、冬は空いていてほとんど貸切状態で好きなだけ写真が撮られます。 また、秋冬は、夏に比べて航空券やホテルの金額がお得ですし、予約も取りやすいです。エールフランスやルフトハンザでも東京から秋冬のクリスマスシーズン・カーニバルシーズンを外せば往復で1人10万円以下の航空券もあります。夏は、1人15万円は超えてしまいます。 ホテルは、例えばBooking.comのサイトでは、ネグレスコホテル はクリスマスシーズン・カーニバルシーズンを外せば秋冬は夏の半額の料金で泊まれます。他のホテルも秋冬は、夏よりもかなり割安な料金で宿泊ができ、同じ予算でも秋冬の方がより良いホテルでゆったりと過ごすことができます。 お店やホテルのスタッフたちも秋冬は比較的余裕があるので、夏よりも親切に対応してもらえるというメリットもあります。 秋は紅葉もきれいで、キノコ、トリュフ、栗、ジビエなどの旬の食べ物が食べられます。冬は、12月はクリスマスマーケットなど楽しいイベントが目白押しで、1月半ばから2月頭までのだいたいどこのお店でもセールをしているので、秋・冬物のお買い物にとてもお勧めです!2月半ばからはニース・カーニバルとマントンのレモン祭りが開催され観光客で賑わいます。コートダジュールのイベントカレンダーをみる フロリアン(Florian)というお菓子工場で、コートダジュールの名物の柑橘類の果物の砂糖漬けのフルーツ(フリュイ・コンフィ)を作っている所を冬の間は見学できます(無料)。2月-8月はスミレ、ローズ、ジャスミンなどの花びらの砂糖漬け(コンフィ)を作っています。また、年間を通してチョコレートやキャラメル、飴等を作っているところも見学可できます。 CONFISERIE FLORIAN DU VIEUX NICE 住所 14, quai Papacino, 06300 Nice 電話 +33 (0)4 93 55 43 50 月曜-日曜 ニースカーニバル中 : 8:30-12:30 / 14:00-18:30 – 7月、8月 : 9:00-12:30 / 14:00-19:00 -12月 : 9:00-19:00 -その他 : 9:00-12:00 / 14:00-18:30 閉館日12月25日、1月1日の午前中 ☆ニース近郊のオリーブオイルを作るムーラン見学 オリーブの収穫時期の11月から3月までは、地元産のオリーブオイルを作っているところが見学できます。 ・Alziari(ニース)住所318 Bd de la Madeleine Nice 月曜-金曜9:00-12:30(入場は 11:45まで) /14:00-18:00(入場は17:00まで) アクセス:ニース市内から3番のバスの終点 La Madeleine下車徒歩10分弱 ニースのお土産にもお勧めしているアルジアリのオリーブオイルを作っているムーランの見学ができます。 ・Huilerie Sainte-Anne (グラース) 住所138 Route de Draguignan 06130 GRASSE 月曜-土曜9:30-12:30 / 14:00-18:00 オリーブを伝統的な木の歯車装置によって動く石のひき臼でつぶして作っている所を見学できます。 アクセス:グラース旧市街地から1時間半から2時間に1本出ている30番のバスに乗り「Pont de Sainte Anne」下車(15分程度)徒歩 ・Moulin […]

子どもと楽しむコートダジュール

素晴らしい景色と野外の遊び場のあるコートダジュールは、フランス語を話さなくても、小さいお子さん達と一緒に楽しむことができる場所です。 日本やヨーロッパからのお客様がお子さん達と一緒にコートダジュールで楽しむことができるように私達の経験をシェアさせてもらえたらと思います(ヨーロッパ在住の日本人のお子様連れのお客様がたくさんいらっしゃいます)。 子どもと楽しめる場所 ☆プチトラン ☆ビーチ ☆モナコ ☆ニース ☆カンヌ ☆アンチーブ周辺 ☆他の地域 ☆洞窟 ☆海で楽しむ ☆動物 ☆ショッピング ☆便利な情報 ☆日本から持って来ると便利な物 ☆プチトラン 観光用のプチトランは、子ども連れで親子ともに楽しみながら街を見て回るのに便利だと思います。マントン、ニース、モナコ、カンヌ、グラースなどにあります。車では入れない旧市街を廻り、様々な言語で説明を聞くことができ(日本語で聴けることもあります)1時間かからないのでちょうどいい長さだと思います。 ☆ビーチ もちろん海はコートダジュールで子どもにとって格好の遊び場です。7月や8月には問題なく泳げますし、寒がりでなければ6月と9月にも泳げます。地中海は通常とても静かで波は少ないです。しかし、コートダジュールのビーチは小石の砂利浜が多くニースも砂利浜です。裸足だと歩きにくく、横になるにもダオルを敷くだけではあまり快適ではないと思います。砂でお城を作ったりして遊ぶことは難しいです。また近場でも海が深くなりますので気をつけないといけません。 ニースから一番近い砂浜は、電車で10分、駅から徒歩で数分のヴィルフランシュのビーチです。景色も素晴らしいです。入江なので比較的遠くまで浅瀬で足がつく、とても小さな小石のビーチです。ビーチのすぐ後ろにトイレと無料のシャワーがあり、食事ができるお店もあります。母親として私の一番のお気に入りのビーチです。モナコにも公共のビーチがLarvottoにあり、こちらも砂浜です。カンヌのビーチとアンチーブの中心街近辺も砂浜です。 他の選択肢としては、プライベートビーチがあります。1日もしくは半日(1名15ユーロ程度)、マットレスとパラソルが借りられます。トイレ、シャワーがあり、レストランのサービスも受けられます(マットレスの上もしくはレストランの中で飲食ができます)。砂利浜の場合は、とても便利だと思います。 ホテルの中にはプールがついている所もあります。ニースではメリディアン、パレ・ド・ラ・メディテラネ、ラ・ペルーズなどにあります。プールがついていなくても海辺のホテルはプライベートビーチがある所があります(ネグレスコやボーリヴァージュ)。ホテルにご宿泊されていても料金がかかるようです。モナコでは、フェアモンにプールがついています。ビーチとプール両方を堪能されたい方は、メリディアン・ビーチプラザもしくはモンテカルロベイをお勧めします。カンヌではマルティネスとマジェスティックにご宿泊されているお客様用のプールがあります。 ☆ モナコ 海洋博物館・水族館はお子さんにも大人にも楽しめる場所です。昔からの展示物と大きな水槽などの新しい展示物があります。屋上には、お子さんが楽しめる遊具があって、その横でお茶やお食事をとれるお店があります。屋上からは海が見渡せます。モナコの動物園はとても小さく、捨てられた動物や他の動物園から譲り受けた動物がいます。一番印象的なのはカバです。また下の中庭で放し飼いにされている動物も興味深いです。ここからLarvotto港の景色は素晴らしいです。 10月26日から11月19日には、Hercule港には移動遊園地がきていて、様々な乗り物があります。もちろん景色が素晴らしいです。11月26日から1月5日までイルミネーションで光るモナコが見られます。ノエル村 Village de Noël 12月5日から1月5日まであり、アイススケート場は3月9日までオープンしています。 ☆ニース 城跡のある丘(Colline de Chateau)の上からは港とニース湾の素晴らしい景色が見られ、子どもが遊べる大きな公園があります。小さい子にはブランコと滑り台、大きい子には高く登れるネットがあります。売店もあるので便利です。徒歩で登ることもできますし、階段の左側にある無料エレベーターで登ることもできます。 プロムナード・ドュ・パイヨン (Promenade du Paillon)という旧市街と21世紀の街を結ぶ12ヘクタールに渡る遊歩道・公園は2013年10月にオープンしました。この中には遊具やトイレ、噴水等があります。トイレ以外は全て無料です。 マチス美術館の裏にアレーヌ・ド・シミエ庭園がありピクニックができます。また、その横にある修道院にはマチスのお墓がありますが、ここの庭園は無料(トイレは有料)で花も眺めも綺麗です。その近くにベランダ公園(Avenue de Bellanda)があり、子供の遊具が少しあります。夏はミストシャワーが出ていて、遊ぶことができます。 空港近くのフェニックス公園では、フラミンゴやワニなど動物が見られたり、広い植物園があり、小さな水族館もあります。芝生も広く遊具も 充実しています。外にカフェもあるので便利です。大人のみ2ユーロ、14歳以下は無料です。 ニース市植物園 は3ヘクタールの広さがあり、3000種以上の植物が見られます。植物園内に子どもが遊べる公園があります。 LUNAPARK は、12月から1月頭までの間限定オープン(2013年12月7日〜2014年1月5日)のヨーロッパ唯一の室内遊園地です。24個以上の乗り物があります。 Kid’s city Niceは空港から更に北にある室内遊戯場です。車がないとアクセスがしにくい場所にあるのが残念です。 ☆カンヌ カンヌ映画祭の会場として知られているパレ・デ・フェスティバルの前の遊歩道の生に遊具やメリーゴーランドなどがあります。またクロワゼットの端にもう少し大きな公園があります。 Fun city Cannesは、室内遊戯場です。Mandelieu近くにあるので車がないとアクセスしにくい所です。 ☆アンチーブ周辺 マリーンランド MARINELAND アンチーブの1駅手前のビオットが最寄り駅です。水族館ではイルカのショーが見られます。リュック・ベッソンの映画「グランブルー」にも出てきた所だそうです。 ポニーに乗ったり、動物と戯れたり、乗り物にものれるKID’S ISLAND、アドベンチャーミニゴルフAVENTURE GOLF、夏はプール・アクアスプラッシュAUQASPLASH などもあります。料金はこちら Le parc de la Pinède de Juan-les-Pins は、アンチーブの隣のジュアンレパンにある公園です。リスがいて遊具もあります。 ☆他の地域の遊べる場所 Le Bois des Lutinsは、 Villeneuve Louvetの自然の中にあるアスレチック遊技場で、1日遊べます。2月11日-11月10日までバカンス期間と水曜・土日オープン。アクセスはcagnes sur mer駅からグラース行きバスで15分程度。 他に3歳から楽しめるPitchoun Forest プチュンフォレストや、迷路のLaby Folie 8歳以上向けアドベンンチャー・アスレチックCanyon Forestも同じ敷地内にあります 。 Ecoparc は、ムジャンにある公園で、木でできたアスレチックが外にあり無料で遊べます。室内には、展示物があり子ども向けのアトリエも開催されています。 PARC DEPARTEMENTAL DE LA VALMASQUEは、ムージャンにある県立自然公園です。池があったり、自転車やローラースケート等で遊べます。車、もしくはカンヌからバスを乗り継いでアクセス可能です。 Ludiparcは、ニースから車で25分程度(19キロ)サンポールドバンスの近くにあるアスレチック遊技場です。サンポールへ行かれた際に車で行ける場所です。開館日:3月16日-12月22日の水・土・日・祝日、バカンス期間。入場料4.5ユーロ、3歳未満無料。 リヴィエラ・ナチュールは、グラースから10分、自然の中のアドベンチャー・アスレチック場です。要予約コアラランド マントンにある遊園地です。 グラースの花畑:Au Pays d’Audreyでは訪問だけではなく様々なアクティビティも豊富です。子ども向けの物もあるので、お子様連れのファミリーにおすすめです。アクセスは車でのみです。 カーニュシュルメールの海沿いのプロムナード(散歩道)では、複数で乗れる自転車を借りられます。ニースから電車で15分、駅から徒歩12分程です。 ☆洞窟 サンセゼール洞窟 (Grottes de St Cézaire) は(1481 route des grottes – SAINT CÉZAIRE) ニースから55キロに位置します。600万年前にできた洞窟を探検できます。 開館時間:2月1日-5月31日 10時-12時、14時-17時、6月1日-8月31日 10時-18時、9月1日-11月11日 10時-12時、14時-17時 閉館20分前に最後の案内があります。大人7.5ユーロ、6歳-12歳5.5ユーロ。サンヴァリエの洞窟 (Le Souterroscope Grotte de Baume Obscure St Vallier de Thiey)は、音楽やイルミネーションを楽しめる洞窟です。グラースからバスか車で20分 開館時間:2月-3月火-日 10時-16時、6月-8月毎日10時-18時、9月-11月中旬火-日 10時-16時、11月中旬-12月15名以上の団体のみ予約でオープン可能(1月は閉館)。大人8.5ユーロ、4歳-14歳4.5ユーロ。 ☆海で楽しむ Trans Côte d’Azur ニース港から、ヴィルフランシュ、モナコ、レランス諸島、サントロペまでミニクルーズも楽しめます。 Activoisir 6月-9月 ニースから電車で10分のヴィルフランシュ港から4時間かけてクルーズしながらイルカやクジラを探しに行きます。イルカと一緒に泳ぐコースもあります。 Visionbulle 4月—9月 Juans les pins 発着 1時間かけて海をクルーズしながら船の底から海の底を見学します。 ☆動物 ニースにも猫カフェLa Ronronnerieがあります!猫が自分のところに来るのを待つルールです。でもすごく綺麗で、バンズ、サラダ、手作りのスイーツなどの食べ物も悪くないです。すぐに満席になってしまうので、12時前に行かれることをお勧めします。 ALPHA オオカミのいる自然公園 メルカントゥール国立公園内 ニースから車で1時間30分(70キロ) オープン日時:こちらの青の日に10時-17時(15時30分までに入場可)、オレンジ色の日に10時-18時(16時30分までに入場可)オープン。大人12ユーロ、4歳-12歳10ユーロ。 野生のバッファローがいる保護地域公園 ニースから車で1時間10分程度(55キロ)4月1日-11月11日 水-日 10時-17時、12月13日-3月31日 金-日 10時- 17時、バカンス期間毎日10時-18時(11月12日-12月12日閉館)ネットやメールにて予約をされた方がよいでしょう。 コートダジュール競馬場 ニースから13キロ 夏の間は、ポニー、メリーゴーランド、木製遊具などがあります。 ☆ショッピング フランスにはかわいくてお手頃な子供服のお店がたくさんあります。日本でよく知られているプティバトーなどのブランドもありますが、Du Pareil au même、Vert Baudet、Sergent Majorなどはお手軽でどこの街にもあります。H & Mもとても人気があります。洋服はシックで大人の物に近いデザインです。 おもちゃやインテリアもとてもかわいいです。たくさんのフランスのメーカーが日本に輸入されています。近年木製のおもちゃがとても流行っていて、数多くのお店で売られています。ニース市内にあるデパート“ニースエトワル”の中にはたくさんのおもちゃ屋がありますが、私のお気に入りはOxybulです。教育的で木製のおもちゃが多く置いてあります。より一般的なおもちゃはla grande récré やトイザラスで買うことができます。 ☆便利な情報 ・レストランでは、子供用の椅子を用意してくれる所がありますので、念のため聞いてみるとよいと思います。子供用のフォークやナイフ、お皿を出してくれる所はほとんどないです。星付きレストランでなければ、だいたいどこのレストランにも子連れて行くことができます。あまり静かにしていなくても、隣の席の人に注意されることはほとんどないです。 レストランにはよく子どもメニューがあります。しかしナゲットとフライドポテト、ステーキとスパゲティ、飲み物とデザートなど(6ユーロ程度)の栄養バランスはあまりよい物ではないです。パスタ1皿のみ子ども用にご注文されてもいいですし、ご自分の物を取り分けてあげるのでも大丈夫です。お子さんのために無理に注文する必要はないです。 ・レンタカーされる場合は、チャイルドシートが必要だとご予約の際に伝えてください。 ・デパートなどでは通常、日本の様にベビーカーレンタルや子供用トイレなど子供向けの特別なサービスは少ないです。“ニース・エトワル”には、おむつかえ台のあるスペースが日本の3階(フランスの2階)、地上階の受付にてベビーカーがレンタルできるようです。動物園やお店などでベビーカーレンタルサービスはほとんどないです。 ベビーカーで移動するのはどこの大きな街でもそうですが、楽ではないです。バスやトラムへの乗り降りは簡単ではないですが、時々助けてくれる人もいます。 ・ベビーカー、チャイルドシート、折りたたみ式ベビーベッドなどお子様連れの向けのレンタルショップがあります。 FAMILIB ネット上で事前にご予約をされて、受取場所(ニース駅から北へと帆15分もしくはトラムで2駅)まで取りに行くことになります。Familib chez Maman Bulle 12 rue Edouard Dalmas – NICE KIDELIO こちらのサイトでもレンタルのご予約をされ、当日受取場所へ行かれるか(ニース駅から徒歩9分)、1 avenue de VILLERMONT 06000 NICE 郵送料がかかりますが滞在先まで配達も可能とのことです。 ☆日本から持って来ると便利な物 食べ慣れた食べ物 […]

コートダジュールの公共交通機関

タイトルをクリックするとその内容へジャンプできます ☆ 概要 ☆ 電車 フランス国鉄SNCF ☆ プロバンス鉄道「松ぼっくり列車」Le train des Pignes ☆ トラン・デ・メルベイユ Le train des merveilles ☆ プチトラン(ニース観光電車) ☆ バス ☆ トラムウェイ ☆ タクシー ☆ ヘリコプター ☆ 自転車 ☆ 概要 コートダジュールやフランス国内の公共交通機関は一般的にあまり使い勝手がよくないと思います。年に数回ストがあり、日本とは違ってバスや電車が時刻表通りに運行することはまれです。到着時間が正確ではないため、フランス人にとっても待ち合わせの場所へ行くためや飛行機に乗るために、公共交通機関を使って時間に間に合うように移動することは容易ではありません。日本では考えられないことだとは思うのですが、予定がある場合には移動時間に大幅に余裕を持って行かれた方がよいと思います。 乗り物の中の治安も日本ほどよくありません。電車の車両はよくスプレーで落書きれたり傷がつけられていて、あまり快適とは言えません。メトロやトラムの中にはスリがいます。TGVに乗る時には(眠らずに)荷物にいつも注意を向けていて下さい。頭上の網棚の上に荷物を置いて注意を払い続けられるとよいと思います。 乗り物の本数(頻度)と時刻表ですが、あまり便利とはいえません。公共交通機関を使われる前には、いつも事前に時刻表をチェックされることをお勧めします。日曜と祝祭日(dimanche et jours fériés)という欄には特にご注意ください。本数がとても少ないです。1本乗り損なうと次の便までの待ち時間がかなり長いことがしばしばあります。さらに乗り換えとなると時間がかかります。 そういった状況なので、コートダジュールに住んでいる人たちはマイカーを使うことが多いです。街同士は離れていて、公共交通機関は使いにくいため、車はとても便利なのです。しかし、私たちのアドバイスと注意点をご理解頂ければ、コートダジュールの公共交通機関を快適で有効に使うことができると思います! 一般的にいって、ニースから海辺の街へ行くためには電車を使って、内陸の町や村へ行くためにはバスを使うことをお勧めします。 バスは安くて便利です。ニースの街の中を移動する時やヴァンス(Vence)やサン・ポール・ド・ヴァンス(Saint Paul de vence)、エズ(Eze)、カーニュ・シュル・メール(Cagnes sur Mer)、トゥレット・シュル・ルー(Tourrettes sur Loup)へ行く時にバスを使われることをお勧めします。 電車はとても早いです(渋滞の恐れがありません)。景色はとても奇麗です(マルセイユからヴァンチミーユまでは海沿いを沿って進みます)。カンヌやアンチーブ、モナコ、マントンへ行かれる時に使われることをお勧めします。 乗り物別の紹介 ☆ 電車 フランス国鉄SNCF コートダジュール内を公共交通機関で移動するために一番便利で早いのはおそらく電車だと思います。 パリから来ているほとんどのTGVの終点はニースで、その前にアンチーブやカンヌに止まります(モナコまで行くTGV も1日1本あります)。 とても便利ですが、マルセイユを過ぎてから速度がずいぶん落ちてゆっくりになります。パリからマルセイユまではTGV の線路ですので、3時間で600キロ走りますが、マルセイユからニースの間はまだTGVの線路ではないので、3時間で200キロしか走れません。しかし、快適で(しばしば1等席が安く買える事があります)パリの中心に到着できるので便利です。 現在、マルセイユからニースまでのTGVの線路の工事が行われていますので、近いうちにパリがもっと近くなります。 電車の中ではお荷物にご注意ください。駅に着いた時にも周りの様子にご注意ください。フランスやヨーロッパでは駅の治安はあまりよくありません。スリがよくいます。 カンヌやニース、モナコに宿泊される際には、コートダジュール内を移動するのに電車はとても便利です。普通列車はゆっくりで本数はとても少ないです(1時間に1本などですがよくキャンセルされています)。快速は大きな駅に止まり、20分ごとなど本数が多いので便利です。 イタリアまで電車で行くこともできます。金曜日にマルシェ(朝市)があるヴァンチミーユまで電車1本で行く事ができます。もっと遠くまで行く場合には乗り換える必要があります。 コートダジュール内での移動でしたら、何日も前に切符を買う必要はなく当日買えば大丈夫です。長距離移動の場合は、インターネット上で切符を購入する事も可能です。駅構内で切符を買う場所は、カウンターと自動販売機があります。長距離電車内には、食べ物が買えるレストラン車両がある電車もありますが、とても高くてあまり美味しいとは言えません。電車に乗る前にスーパーやパン屋さん、キヨスクなどで何かを買われることをお勧めします。駅構内には、荷物を預けられるロッカーや手荷物預かり所はほとんどありませんのでご注意ください。最近は駅の外にコインロッカーがある駅もあります。 PACA内のローカル線のTER電車だけ年間30ユーロ払うと本人も含め一緒に移動する人3名まで電車代が50%オフになるので何人かで旅行する際にとてもお得だと思います。詳しくはこちら(仏語)。 またCarte Zou hebudo-mensuelという1週間や1ヶ月の定期券もありますので、カンヌにホテルを取っているけれど毎日ニースに行きたい方などにはお勧めです。 ニースには3つ駅がありますのでご注意ください。ニース・サン・トーギュスタン駅(Nice Saint Augustin)とニースヴィル駅(Nice Ville)、ニース・リキエ駅(Nice Riquier)で、ニース・ヴィル駅(Nice Ville)がニースの中心街にある駅です。 フランス国鉄SNCFのサイトはこちら(英語) プロバンスコートダジュール内の国鉄TERのサイトはこちら ☆ プロバンス鉄道「松ぼっくり列車」Le train des Pignes 歴史 1861年にディーニュのエンジニアがニースからディーニュ、グルノーブルまでを鉄道で結ぶことを構想します。1882年に工事の許可が下り、1890年に工事が着工し400人以上の人々が崩れ落ちた山や河川の増水、地盤沈下など様々な問題にぶつかりながらも2年かけて作り上げます。1892年開業し、ニースからディーニュ・レ・バンまでの151キロを結ぶこの鉄道路線は、全部で少なくとも25個のトンネル、16個の陸橋、15個の鉄橋があります。一番長いトンネルはla Colle-Saint-Michel で3457メートルあります。このトンネルのディーニュ側の出口は標高1023メートルです。 プロバンス鉄道は「松ぼっくり列車」と呼ばれているのですが、由来にはいくつかの説があります。 ・蒸気機関車がすすで覆われていて、イタリアの両手つき土鍋「Pignate(松ぼっくり)」の底に似ているからという説。 ・街の人たちが日曜日に松ぼっくりを拾っていたからという説。 ・電車がとてもゆっくり走っていたので電車から降りて松ぼっくりを拾ってまた乗ることができたからという説などがあります。 最近、工事が行われ新しい列車も昔からの列車とともに走っています。「松ぼっくり列車」は少し現代的になりましたが、昔からの魅力も残っています。プロバンス鉄道「松ぼっくり列車」の駅は、ニースヴィル駅の近くにありますが、別の駅ですので、お間違えのないようにご注意ください。 アルプ・ド・オート・プロヴァンス県 (Alpes de Haute Provence)にあるアルプスの山岳地帯を訪れてみたい方や電車がお好きな方にお勧めしています。ニースから乗車される場合には、特にアントルヴォー(Entrevaux)とアノット(Annot)という村へ行かれることをお勧めします。終点のディーニュは大きな街で、かなり距離があるためそこまではいかなくてもよいと思います(8月にラベンダー祭りがありますが、それ以外は特に大きなイベントはありません)。例えば、ニースから乗車されたらまずアントルヴォーで降りて、中世の村を訪れてみてはいかがでしょうか。ルイ14世の時に改修された砦や城塞があって、登るのがかなり大変ですが岩山の頂上の城塞からの景色はとても奇麗です。そして再び電車に乗って、次はアノットで降りましょう。私は子供時代にこの村でバカンスを過ごしていました。とても魅力のある中世の村で、食べ物もおいしいです。 注意:フランス国鉄SNCFよりも「松ぼっくり列車」の時刻表は更にあてになりません。特に冬の間は少し雪が降ったり、木が倒れたりすると電車が2時間遅れることもありますのでご注意ください。 5月から10月の日曜日には、蒸気機関車がいくつかの街を繋いで走っています。ニースからですとディーゼル列車でまずプジェ・テニエ(Puget-Théniers)まで行き、蒸気機関車に乗り換えてアノット(Annot)へ行くプランがあります。このプランは朝9時25分出発で、17時25分にニース着予定ですので一日がかりです。 予約が必要です。詳細はこちら 時刻表はこちら ☆ トラン・デ・メルベイユ Le train des merveilles こちらもコートダジュール特有のもう一つの電車です。電車好きの方にとっては、フランス国鉄SNCFの車両とほぼ同じなので期待はずれかもしれません。こちらの電車は国鉄SNCFのニースヴィル駅から出ています。 ニースからタンド(Tende)まで、海辺から出発して内陸の谷間、標高1000メートルの高地までを2時間で結び、谷間のくぼみにある鷲の巣村や素晴らしい景色を眺めながら旅をすることができます。コートダジュールに住んでいる人たちにもあまり知られていない景色です。村々はイタリアに地理的に近いので文化も独特です。 6月1日から9月30日までと5月から10月までの週末には無料のガイド付き(英語とフランス語)の電車が9時24分にニースから出ています。タンド(Tende)の村では、バロック様式、ゴシック様式、ルネサンス様式のスタイルのまざった中世の要塞が見られます。運送に関する郷土資料館のあるBreil sur Roya で途中下車されるのもよいでしょうし、フランスで最も美しい「鷲の巣村」の一つでロマネスク様式とバロック様式の教会があって、可愛らしい路地のあるFontan-Saorge で下車して一息入れられるのもよいでしょう。また、la Vallée des Merveilles ではヨーロッパで最も重要な先史時代の遺跡のひとつを見ることができます。 トレッキングが趣味の方々は、谷間にある数々のコースを利用しています。国立メルカントゥール公園の雄大な景色や他ではなかなか見られない素晴らしい植物を堪能されてみてはいかがでしょうか。600キロに渡る小道には標識が付けられています。ご注意頂きたいのは、こちらの公園内に生息する動物や植物は公園に属するため、持ち帰ろうとすると罰せられることがあるようです(小道に落ちていた鳥の羽を持っているだけでも罰金を取られたという話を聞いた事があります)。他にもBreil sur Royaからカヤックやカヌーで河川下りができます。タンド近郊の25以上の湖や120キロに渡る渓流ではマス(鱒)釣りをすることもできます。 詳細はこちら(フランス語のみ) ☆プチトラン(ニース観光電車) また、ニース市内の観光名所をガイド付きで回れるプチトラン(petit train)と呼ばれているミニトレインがあります。プロムナード・デ・ザングレ発で45分間です。詳細はこちら(日本語あり) ☆バス トラムとバスのチケットは共通で、使い方も同じです。バスの種類は大まかに二つ、市内バス・長距離バスがあります。この二つのチケットも同じです。 ニースの街はそれほど大きくはないため徒歩でも移動が可能です。モナコは少し違って、街の面積はそれほど広くはありませんが、場所によって高低差が かなりあります。例えば、カジノからモナコの旧市街であるロシェ(岩山Rocher)まで行く時にはバスに乗った方がよいと思います。いずれにしても移動 距離は短いです。ニース市内では、マチス美術館やシャガール美術館は中心街から離れていて坂道も上がらないといけないため、バスを使われることをお勧めし ます。ギャラリーラファイエットの後ろから5番のバスが出ています。平日の昼間は8分ごとに出ているようです。時刻表はこちら 長距離バスもあります。値段は2019年9月現在 Ticket d’azurという券は1.5ユーロです。ニースからモナコやカンヌからニースに移動しても1.5ユーロです!74分以内でしたら、乗り換えも1回可能です。 ニース発バスと発着場所は、Lignes d’Azurのサイトで必ずご確認ください。空港とニース市内のトラム2が通ってから、カンヌ、ヴァンス、グラースなどニースの西側への長距離バスは、Parc Phoenixの停留所発に変わりました。 他のバスの発着地や路線図と時刻表はこちらのサイトで調べられます。残念ながら日本語のサイトはありませんので、皆さんがこちらのサイトを解読できるようにお手伝いしましょう。 右側の四角の枠の中の「Plans(英語サイトではMaps」をクリックし開かれたサイトに最新のバスの路線図を見ることができます。 Plan1がニースの路線図です。 時刻表は、右側の時計マークの「Horaire(英語サイトではTimetable)」をクリックし、乗りたいバスの番号もしくは停留所名を入力しOkを押すと確認できます。 長距離バスの難しい点は、本数が比較的少ないことです。日曜・祝祭日となると更に減ります。日本からの観光客の方々がよく行かれる町や村などへのバスをご参考にいくつか下に記しておきます。 詳しくはこちらの地図とこちらの時刻表をご確認ください。 100 Nice Port Lympia Fodéré発。マントンMenton行き(モナコ経由) モナコまでの所要時間は60分程度、終点までは90分程度。 月〜土:15分ごと、6:00~20:30頃運行。日祝: 大体20~30分ごと、 6:00~21:00運行。 82 Nice Vauban発 Plateau de la justice行き(エズ村経由)ヴォバン(Vauban)バスターミナル発。エズまでの所要時間は30〜40分程度。 月〜土:90~130分 ごと、6:30~19 :00 頃運行。日: 45~60分ごと、8:30~19:20頃運行。 112 Nice Vauban発 Monaco 行き (エズ村経由)  ヴォバン(Vauban)バスターミナル発。終点までの所要時間は50分から60分。月〜土:お昼の時間帯を除いて2時間ごと、7:00~18 :30頃 運行、日・祝は運行なし。 200 Nice Parc Phoenix発 Cannes行き 終点までの所要時間は1時間40分程度。 月〜土:15分〜20分ごと。18時以降は本数減。6:00~21 :45 運行。 日・祝:20〜30分ごと。18:00以降は本数減。7 :45分~21 :40分運行。 400 Nice Parc Phoenix発 Vence行き(Saint Paul de Vence経由)終点までの所要時間は1時間程度。 月〜金:昼間は約45分ごと、朝・夕方は30分ごと。6 :40~20 :25 運行。 土・日・祝:45~60分ごと、7:50~20 :30 運行。(9 とExp3もVenceへ行きます) 500 Nice Parc Phoenix発 Grasse行き 終点までの所要時間:1時間20分程度。月〜金:30 ~40分ごと。5 :50 -20 :15 運行。土・日・祝:90分~100分ごと。6 :45~ 19:40頃運行。 2019年9月2日からは日中は99バスはなくなり、98のバスは21時以降だけニース市内とニース空港間を移動できるようになりました。空港からはトラム2を使ってニース市内に移動できるのでバスより便利です。 ☆トラムウェイ (トラム1) 2007年から今の所1本だけ開通していましたが、2019年7月からニース空港とニース市内にもトラム2が開通しました!以前からあるトラム1は、観光客ではなく郊外に住んでいる住民が中心街にアクセスしやすいように考えられています。なので、シャガール美術館やマチス美術館へのアクセスはトラムではできません。しかし、展示会や学会が開かれるアクロポリスと駅をつないで、マセナ広場やニースの旧市街も通るので観光にも便利です。 (トラム2) トラム2で、空港とニース市内が29分で移動できるようになったので、とても便利になりました。ニースの中心街では、地下に駅があるので、ご注意ください。突然エレベーターで地下に入る入り口があらわれて、人が吸い込まれていくところを見つけられたら、そこがトラム2の駅です。 トラム2のJean Medecin駅は、Jean Medecin通りからVictor […]

必見コートダジュールの旅行情報

コートダジュールとは? 南仏旅行をする時、コートダジュールに行くかプロバンスに行くか、それとも両方に行くか、と迷う方も多いでしょう。「南仏」と一括りにされることが多いものの、実際、コートダジュールとプロバンスは気候も地形も文化も全く違う地域です。 コートダジュールの中心都市ニースからプロバンスの都市アヴィニョンまでは260kmの距離があり、日本で例えると東京と浜松ほどの距離です。 気候をみればコートダジュールは夏は過ごしやすく、冬は暖かい一年を通して温暖な所です。その為19世紀多くの貴族が保養にやって来ました。一方プロヴァンスは夏非常に暑く(35度位まで上がる)、冬は寒く(特にミストラルが吹いた時は)、観光は時期を選ぶことが大事です。 歴史的に見てもコートダジュールはイタリア系(ジェノヴァ、サヴォイ)の勢力範囲で、プロヴァンスはスペイン系(アラゴン)の影響を強く受けています。 弊社はコートダジュールを中心に各種の定期観光ツアーを日本語で個人観光客の皆様へご提供しております。(マイコートダジュールのサービス一覧へ) コートダジュールの気候 コートダジュールは、言わずと知れた地中海気候。夏は毎日太陽が降り注ぎ、30度を超える日もありますが、日本ほど湿気はなくカラッとしているので冷房が無くても快適に過ごせます。冬は温暖で、標高の高い所を除けば雪が降るのは10年に一度程度といわれます。2月の中旬にもなるとミモザなどの花が咲き始め春の訪れを告げます。 北側にそびえ立つアルプス山脈がシェルターの役目をしているおかげで、地中海沿いでも最も気候が穏やかな地域です。数少ない自然災害には、冬に吹くミストラルと呼ばれる強風、夏にアフリカの砂漠から風に乗って飛んでくる砂があります。 フランスの他の地域に比べ天気の良い日が多く、特に夏の間は晴天が続きます。パリで雨が降るのは一年に平均して170日ですが、ニースでは63日ほどです。雨は、春と11月の雨期にまとまって降ります。8月の平均気温は27度、1月の平均気温は6度です。 コートダジュールのお勧め観光地 西はカンヌ、東はイタリア国境近くのマントンの間、距離にして66kmほどがコートダジュールと呼ばれる地域です。 海沿いにニースやアンティーブやカンヌといった大規模なリゾート都市が並び、その背後にサンポールやグルドンなどの小さな中世の村々が点在します。 海沿いの大都市間は電車での移動が楽ですが、それ以外の村などへはバスの乗り継ぎが必要です。限られた時間でできるだけ多くの名所をまわりたい場合にはこの乗り継ぎでのロスタイムが無駄となります。例えばニースからエズとモナコの二カ所に行く場合、距離的にはたったの20kmとたいしたことがないにもかかわらず、電車とバスの乗り継ぎではまる一日かかってしまいます。 コートダジュールのタクシーは法外に高いので、どうしてもという時以外は避けたほうが良いでしょう。海外での運転に慣れた方にはレンタカー、慣れない方には弊社の少人数制ツアーがおすすめです。名所間を直通で結ぶのでロスタイムが無く、またコンパクトなミニバスなので大型バスには入れない場所にまで乗り付ける事ができます。弊社では、定期観光ツアーの他、自由自在なオプショナルツアーや貸し切りツアーもご提供しています。(マイコートダジュールのサービス一覧へ) ニース ニースはアルプ-マリティム県の県庁所在地であり、フランスで5番目に人口の多い都市です。国際空港があり、コートダジュールの玄関口となっています。バックパッカー向けの安宿から高級ホテルまで、宿泊施設が充実しており、電車やバスの便が良いので、コートダジュールの旅の拠点に適しています。 元々イタリア領だったので、ニース旧市街はイタリアの港町の風貌をしています。19世紀以来、冬の間に温暖な地中海気候を求めてヨーロッパ各国から王侯貴族がやってきて、保養地として栄えました。時はベルエポックの大盛期。海沿いのエリアが高級リゾート地として開発され、優雅なホテルやマンションが立ち並び、街は拡大しました。この時期の代表的な建築物には、ロシア教会やホテル ネグレスコなどがあります。 ニースの観光名所には、海沿いのイギリス人の散歩道と呼ばれる大通り、旧市街、城跡公園、マティスとシャガールの美術館などがあります。 モナコ モナコ公国は、世界で2番目に小さい国です。周囲をフランスのアルプ-マリティム県に囲まれ、イタリア国境にも近い場所にあります。山と海の間の僅かな土地に高層アパートが立ち並び、人口密度が高いです。人口は3万人ですが、そのなんと84%もが外国籍。モナコ国籍保有者はたったの6000人しかいないのです。 主要な産業は観光で、その後に化粧品産業が続きます。しかしその労働者のほとんどはフランスに住んでいます。モナコに住む者は祖国で収入を得ている外国籍の実業家がほとんど。モナコには所得税が無いので、海外から多くの億万長者がやってきて住んでいるのです。 観光名所には、モナコ大公宮殿、カジノ、オテルドパリ、そしてF1グランプリの舞台となる市街地コースなどがあります。街の至る所に警察官がいて、治安はとても良いです。最高級のホテルやレストランやスパが建ち並ぶ高級リゾート地です。 エズ コートダジュールには、山の頂上に張り付いた「鷲の巣村」といわれる中世の村が多くあります。その中でも一番有名なのがエズ村です。海から垂直に切り立つ崖の上の、海抜420mの所に位置し、そこから見下ろす地中海のパノラマは圧巻です。石畳の狭い通りに可愛らしいホテルやお土産やが並び、その中には絶景を眺めながら食事ができるレストランも何件かあります。 ニースからモナコに行く道の途中にあるので、モナコ旅行のついでにサクッと寄れる手軽さもあって、旅行者に大人気の観光スポットです。

お勧めのコートダジュールのお土産

コートダジュールに旅行にきて、何をお土産に買っていったらよいか迷われることもあると思います。 こちらでコートダジュールならではのお勧めのお土産をご紹介します。 ☆オリーブオイル ☆オリーブの形をしたチョコレート ☆ソッカ・チップス ☆フルーツの砂糖漬け ☆ジャム ☆マルセイユ石けん ☆香水・アロマ ☆セミの置物 ☆ラベンダー ☆プロバンスの生地 ☆プロバンスのサントン人形 Les santons de Provence ☆モナコのF1グッズ ☆モナコのチョコレート専門店 ☆モナコ産オレンジ・リキュール ☆オリーブオイル 地中海沿いの街ニースでは、オリーブは食卓の主役です。ニースの街中でオリーブオイルの専門店を見かけたらぜひ入ってみてください。 素敵なパッケージのオリーブオイルはおみやげにぴったりです。物珍しさで勝負するなら、スプレー式のオリーブオイルはいかがでしょうか? その名の通り、オリーブオイルがスプレー容器に入ったもので、サラダやパスタにシュっと振りかけて使います。少量で広範囲にかけられるのでダイエットには最適ですね。たいていはパッケージのデザインがかわいいので、テーブルの上に常備しておくと素敵です。実際、これをテーブルに置いてあるおしゃれなカフェがニースにあります(Alberti通りにあるEmilie’s Cookiesという、手作りのクッキーがおいしいカフェです)。 このスプレー式オリーブオイルにはいろいろなフレーバーがあります。バジル、レモン、マンゴーなど。いくつかの種類をテーブルに置いておいて、それぞれ好きなのを使ってもらう、というのは素敵だと思います。同じシリーズでバルサミコ酢も売られています。 お勧めのオリーブオイル専門店は、オペラ座のすぐ近くにある老舗、ALZIARIです。こちらの記事でお店の紹介をしています。品揃えが良く、旅行者とニースっ子両方に人気の店です。また、専門店に行く時間が無い方には、スーパーも心強い見方です。ニースの中心街で品揃えが良いスーパーは、モノプリとギャラリーラファイエットのグルメ館でしょうか。特にギャラリーラファイエットは、贈り物に適した素敵な商品が多いです。オリーブに限らず、塩やジャムやクッキーなども素敵なパッケージ入りでおみやげにできます。 オリーブオイル専門店ALZIARIの商品。250ml入りが6,6ユーロから。フレーバー付きは100ml入りが6,9ユーロ。 大型スーパーで買える一般的な商品。250ml入りが6ユーロ台から。 香水瓶の形をしたもの。ギャラリーラファイエットのグルメ館で買える。100ml入りで16ユーロ。 ☆オリーブの形をしたチョコレート ニースらしいおみやげの一つに、オリーブの形のチョコレートがあります。オリーブの様に緑色で、中には種の代わりにアーモンドが入っています。これが買えるお勧めのお店は、旧市街にあるAUER。伝統のある人気パティスリーです。こちらでお店の紹介しています。 ☆ソッカチップス ニースらしいおみやげの食べ物として、ソッカチップスもあります。ニースの名物ソッカはひよこ豆の粉とオリーブオイルで作られていて、見た目は大きめのクレープみたいです。ソッカチップスは、それが一口で食べやすいサクサクのチップスになっていて、甘くなくて塩・コショウで味付けをしてあるので、アペリティフにオススメです。私も大好きです。 ☆フルーツの砂糖漬け フルーツの砂糖漬け(フリュイ・コンフィ)は、四季折々の果物を使って作られていて南仏の名産です。ニースにあるAuerやFrorianが有名で、Frorian では工場見学もできます。 ☆ジャム 南仏ならではの果物で作られているジャムがお勧めです。マントンのレモンやゆずのジャムもあります。 ☆マルセイユ石けん ニースというよりプロバンスらしいおみやげですが、ラベンダーやオリーブなど南仏らしい香りのする石けんは人気があります。ギャラリーラファイエットなどで、一個2ユーロ台で買えるので、会社で大人数に配るといった場合に最適なおみやげだと思います。 ☆香水・アロマ 香水の都グラースにはフラゴナールをはじめとする老舗パフューマリーがいくつかあり、有名ブランドの香水と良質のものを比較的安価で購入できます。フラゴナールはグラースの他にエズ村やサンポール村にも店があります。香水以外にも石けんや化粧品などが買えますが、ここ数年フランスの女性に人気のアルガンオイルは特におすすめです。こちらでフラゴナールの紹介をしています。 南仏では、精油・エッセンシャルオイルも作られていて、オーガニックのものもあります。お勧めはやはりラベンダーでしょうか。薬局で買えます。 ☆セミの置物 二-スにいらっしゃる日本人観光客から「なぜお土産やさんにセミの形のものが多いですか」という質問が多いのでこれにお答えします。確かにニースの旧市街や南仏の観光地のたくさんの店にセミの形をしている物やせみの柄を使っている物を沢山見かけます。ランチョンマット、テーブルクロス、マグネット、石鹸、エプロン、入れ物・・・一番多いのは陶器ですね。なぜでしょうか? フランス人、特に南仏の人にとってセミはとても親しみのある虫です。 6月から8月まで、22度になると鳴き日本とは違う種類で、見た目も鳴き方も違います。暑い時期にしか生きない夏の虫です。 18世紀に有名なラ・フォンテーヌというフランスの詩人が「セミとアリ」という詩を書きました。現在でも小学生が必ず暗唱している詩です。内容は主に「夏はずっと歌って遊んでいたセミは冬になると食べ物がなくて困って、働き者のアリのところに行って餌を分けてくれと頼むのです。」(日本の蟻とキリギリスの話がフランスだとキリギリスではなくてセミなのです)ですからセミといえば夏、夏といえばフランス人にとって大好きな夏休みを意味するのです。 20世紀のはじめから南仏の陶器屋さんにはセミの形をした物を作り、之が地元の人に人気になり、多くの家庭で飾るようになり、幸せを呼ぶ縁起物にもなりました。70・80年代から観光が発達するとともにセミのシンボルも増大したのです。 今でもセミといえば「夏」「夏休み」「のんき」「安逸」のシンボルです。 そしてセミが一番多くて気候が合うのは南仏ですから、南仏の主なシンボルになり、時々こわい顔をしていても無視できないおみやげの一つです。 ☆ラベンダー お土産やさんでセミと同じくらい良く見かけるのがラベンダー。有名な南仏みやげです。プロバンス生地の袋にラベンダーを詰めたものは、タンスの中に入れて虫除け&芳香剤として使います。また、ラベンダーの香りには鎮静効果があるので、この袋を枕の下に置けばぐっすり眠れるかもしれません。 ☆プロバンスの生地 プロバンス・プリントは、ソレイヤード(souleiado)は日本でも有名ですね。 元々はインド更紗にプロバンスの花やオリーブなどのモチーフをプリントしたものから始まったそうですが、今ではプロバンスの特産となっています。 生地だけではなくて、テーブルクロス、ナプキン、鍋つかみ、鍋しき、ランチョンマット、エプロン、カバンなど様々なものがあります。 ☆プロバンスのサントン人形 Les santons de Provence プロバンス・南仏で特徴の有る素敵なお土産はサントン人形です。 こちらではクリスマスになるとツリーの下によく飾るかわいいお人形です。 サントンはキリストの降誕を表現している粘土の10センチほどの人形です。 通常5点セットで飾られます。生まれたばかりのイエス、お母さんのマリア、お父さんのヨセフ、赤ちゃんを息で暖めるうしとろばです。そのセットをクレッシュと言います。 クレッシュの起源は中世時代にあります。もともと人間が役を勤めていましたが、徐々に色んな材料を使ってお人形を作り、現在の形になったのは16世紀です。 革命時代にはクリスマスのミサがしばらく禁止になったため、プロバンスの各家庭でクレッシュを作るようになりました。 プロバンス人はイエスがプロバンス地方で生まれたと信じているのでクレッシュの背景はプロバンスだと言います。 サントンの種類には限がなく、地方によっては独特のサントンがあります。カマルグ地方では馬とフラミンゴ、アルルではアルルの衣装を着たおばさん、エックスではミストラル風で背中を曲げ歩くおじさんのサントンがあります。人形のほかにも井戸、家、木、風水などのサントンもあり様々です。毎年皆が少しずつで買って代々数を増やすのです 。 南仏はサントンの生産所です。アトリエが100箇所以上あり、すべて伝統を守り手作りです。 もともとはパンのみから作られましたが、現在はプロバンスの赤い粘土でできています。 サントンを作るのはプロバンスの伝統的な職業です。 サントンの製造には次のステップがあります。 1. タイプを作る 2. セッコウの鋳型を作る 3. 鋳造 4. 余分な部分を切り落とす 5. 乾燥させる 6. 800度のオーブンで焼く 7. 手でデコレートする 伝統的なサイズは7センチですが、2.5から15センチのもあります。 クリエーターによって値段が違いますが、1個が10ユーロから25ユーロ前後でしょう。 通常12月にツリーの下で飾るのですが、お部屋に飾って一年中楽しむのも良いでしょう。 ニースなどの旧市街などで年末になると販売しているのを良く見かけます。 他にもちょっとかわったサントンを販売しているお店はトゥーレット・シュル・ルーにあります。 ☆モナコのF1グッズ 帽子やTシャツなど、中には結構素敵なものもあります。フェラーリのロゴが入ったお土産など、男性が喜びそうですね。 ☆モナコのチョコレート専門店 モナコの旧市街に、ショコラトリ・ド・モナコという、モナコ王室御用達の有名なチョコレート屋さんがあります。モナコ土産として一番有名ではないでしょうか。ここのチョコレートはニースのギャラリーラファイエットなどでも買えます。ここでしか買えない「ツウな」お土産に、「モナコブレンド」という名の紅茶があります。お店の紹介はこちらから。 ☆モナコ産オレンジ・リキュール もう一つオススメなのが、モナコ市内で収穫されたオレンジで作られたオレンジのリキュールです。モナコならではのおみやげです。L’Orangerieというお店で買うことができます。小さいサイズが可愛くておみやげにちょうどいいと思います。 住所 9 Rue de la Turbie ☆マイコートダジュールでは、ショッピングの同行サービスも行っています。地元の人たちと会話をしながらお買い物をご希望される方にはピッタリです。お問い合わせください。

レストランでの注意点

日本とコートダジュールのレストランや食事文化の違い、またこちらで食事をされる際のアドバイスを書いてみたいと思います。 日本に比べて一人前の量が多いです。迷ったら、ちょっと少ないかな?位の量を注文することをお勧めします。 日本と違って、取り分けて食べるのは一般的ではありません。特に高級なレストランでは一人一皿単位の注文が基本となります。ただし、庶民的なレストランでは取り分けて食べても嫌な顔はされないでしょう。その際は注文の時に一言言っておくと、事がスムーズに運ぶでしょう。一般的に、フランスでは日本の様な接客マニュアルは無いので、ウェイター一人一人の個性が接客に現れます。コミュニケーションを多く取り、仲間意識を持ってもらえば、時にはこちらが驚くくらい親身になってサービスしてくれることもあります。そういう時には、日本的な接客よりも融通が利くものです。 旅行者向けのレストラン以外では、サービスにとても時間がかかります。フランス人にとってレストランは友達や家族と楽しく会話をしながら過ごす所だからです。8時か9時位に着いて、食前酒を飲み、それから前菜、メイン、デザート、と食べ、気がつくとお店が閉まる時間になっていることも。多くのレストランでは犬も同伴できます。一人で食べに行く人もいますが、珍しいです。一人でさくっと食べたい場合、パン屋でサンドイッチを買うか、ファストフード店を使用します。 チップは必須ではありません。サービス料は会計に含まれているので、チップの必要は特に無いのです。ただ、ウェイターに特に良くしてもらったり、料理が特別に美味しかったり、そんな時に満足の気持ちを表す為に置いていきます。チップを置く場合、中流のレストランの場合で一人1ユーロづつというのが一番よくある光景でしょう。また、現金で払った時にそのおつりの小銭をジャラリと置いていく人も多いです。「あなたの飲み代(またはコーヒー代)にしてね」と一言付け加えるのを忘れずに。 日本に比べて、営業時間は限られています。注文できる時間帯は、お昼は12時から2時まで、夜は7 時半から10時というのが一般的でしょう。ただし、一部のブラッスリーやファストフード店においては営業時間が長くなります。ランチは2時以降にならない様にご注意下さい。 フランスでコーヒーを注文する時、「カフェ(Café)を下さい」と言いますが、ニースで「カフェを注文すると出てくるのはイタリア風の「エクスプレッソ」です。小さいカップに入っていて、顔をしかめる程濃いのですが、甘いデザートとの相性は抜群です。同じ様に、「カフェオレ」を注文する時にパリで言う様に「カフェクレム (Café crème) 」と言っても通じないことが多いです。そんな時にはイタリア風に「カプチーノ」と言えば良いでしょう。ニースは1860年までイタリア領でした。その名残で、イタリア料理店やピザ専門店が多くあります。ニースでぜひ試してほしいパスタ料理は、バジルペーストのパスタ(Les pates au pistou)やラビオリドーブ(Raviolis à la daube)です。 日本に比べたらフランスのレストランは割高に感じられるでしょう。ミネラルウォーターでさえ観光地では5ユーロ以上します。でも「キャラフ ドー(Carafe d’eau)」と頼めばピッチャーに入った水道水を無料で出してもらえます。パリに比べて水道水にはカルキ臭が無く、問題なく飲めます。実際にこの水道水を注文する人の方がミネラルウォータを注文する人より多い様です。 ニース料理は一般的に日本人の口に合う様です。野菜が沢山使われていますし、重いソースの代わりにオリーブオイルで味付けしているので、軽くて食べやすいのです。夏にはサラダをはじめ色々な野菜を生で食べます。海沿いの町なので、魚介料理が名物だと思われがちですが、意外にも魚介類はそれほど食べられていません。レストランで出されたり魚屋で買える魚介類はほとんど地中海以外の遠い海からやってくるものなのです。パリに比べて肉やソースもそれほど多く食べません。ニースの名物には以下のものがあります。ニース風サラダ(La salade niçoise)、ラタトゥイユという夏野菜のトマト煮(La ratatouille)、ピサラディアールというタマネギのピザ(la pissaladiere)、ファルシという野菜に肉を詰めてグリルしたもの(les farcis)、魚のスープ(la soupe au poisson)、フダンソウのタルト(la tourte de blette)。日本でも有名なブイヤベースはマルセイユの名物ですので、ニースではほんの一部のレストランでしか見つかりません。 ニース名物で忘れてはいけないのが、旧市街で食べるソッカ(La Socca)です。庶民的なスナック感覚のファストフードです。ひよこ豆の粉とオリーブオイルを原料としたクレープの皮、とでもいいましょうか。実際にはクレープよりも6倍は大きい巨大プレートで作られるので、焼くのにも巨大なオーブンが必要になり、家庭では作る事ができません。冷めると美味しくないので、出来立てのものにこしょうを振って、出来るだけ早く食べます。テイクアウトして歩きながら食べる人もいますが、お店で食べるなら冷たく冷えたロゼワインを一緒に注文するのがお勧めです。日本でいう酒のおつまみみたいなものですね。 夏にロゼワインは好まれて飲まれます。冷たくて、フレッシュで、どんな食べ物にも合います。レストランでどんなワインにしようか迷った時には、とりあえずロゼを頼めば無難でしょう。値段も手頃で、グラス一杯から頼めます。 年末の時期には甲殻類が良く食されます。スーパーやレストランでも新鮮なものが沢山並びます。生ガキをはじめ、貝類(ムール貝など)や、オマールが好まれます。 レストランに子連れで行く事は全く問題ありません。赤ちゃんだって、ベビーカーごと入れます。子供用の椅子がある店もありますし、食事も熱すぎないように工夫してくれます。他のお客さんもたいてい子供には好意的で、話しかけてくれたりします。 どこのレストランにもたいてい英語のメニューがあります。残念ながら日本語メニューを置いてあるところはあまりありません。 注文するとすぐにパンが出されます。結構おいしいですし、食事が出てくるまでが長いのでついついこのパンを食べ過ぎてしまう人がいます。でも後で肝心の食事が食べれなくなってしまうのでご注意を。

コートダジュール旅行の注意点

コートダジュールを旅行する際に知っておくと便利な点について書きたいと思います。 コートダジュールの安全度 パリよりは安全だと考えていいと思います。しかし場所によってはスリや引ったくりもあります。ニース駅の周辺や路面電車の中は特に気をつけてください。 現金を多くカバンに入れて持ち歩かないようにするのが一番ですが、どうしても必要な時は内ポケットや洋服の内側に隠せるポーチなどに入れることをお勧めします。パスポートはなくすと大変なので、あまり持ち歩かず、現金と一緒にホテルの金庫に置いていくのが良いかもしれません。 明らかにブランド品と分かるカバンは引ったくりに狙われやすいので注意が必要です。ネックレスなども信号待ちしている時にむしりとられる事件がニースでもありました。宝石などは外から見えるところに身につけないことをお勧めします。 モナコに限っては、治安がよいので問題ありません。 公衆トイレに注意 フランスの他の地域と同じで、公衆トイレはあまり無く、あっても不潔だったり有料だったりします。 どうしてもの時はカフェかデパートに駆け込むのが良いでしょう。しかしカフェのトイレを借りた時は一応飲み物を頼むのが暗黙の了解です。駅の中にあるトイレも有料です。デパートや駅の場合は小銭入れが置いてあることがあります。この場合強制ではありませんが好きなだけ置いていくことになります。人によりますが、50サンティームから1ユーロ位でしょう。 一方モナコには清潔な公衆トイレが多くありますが、ほとんど有料です。 日曜日 カトリックの伝統でフランスでは日曜日にほとんどお店が閉まっていました。最近になって、デパートや他のお店も日曜日もオープンするようになりました。ニースでは、ニースエトワルは、日曜日も11時から19時、ラファイエットは、日曜日は11時から20時までオープンしています。ニースの朝市は日曜日の朝もやっています。 美術館やレストランは、日曜日でも営業しています。またパン屋や小規模なスーパーや花屋は午前中だけ営業しています。 レンタカーで運転 レンタカーを借りる方は、フランスではマニュアル車が主流なことに注意してください。オートマを希望の方は申し込み時にはっきりとそう伝える必要があります。カーナビもオプションですので、申し込むことをおすすめします。コートダジュールの人々はスピードをかなり出しますし、ラウンドアバウトが沢山あるので、慣れない方は緊張するかもしれません。 日本に比べて危ないことといえば、歩行者が横断歩道の無い所でも平気で渡ることと、赤信号でも渡ることです。運転する方は、曲がる時にウィンカーを出さない人が結構多いことです。ご注意ください。 モナコでの運転は、この地方に住む者にとっても難しいものです。理由は、一方通行の道が多い、道路案内標識が分かりにくく道に迷う、必ず地下のパーキングに車を停めなければならない(1時間目は無料です)、工事が多いので迂回しなければならない事が多いということが挙げられます。それに加えて、警察が街のあちらこちらにいるので、緊張します。 ニースで海水浴 夏のニースの海岸沿いはとても美しく、海水浴や日光浴してる人で賑わいます。地中海は波が強くないので、泳よぎ安いですし、お子さんも安心して入れます。 ビーチといえば、砂浜を想像されていた方は驚くかもしれませんが、ニースの海岸は灰色の小石の浜です。近くにあるヴァール川が山から小石を運んでくるからなのです。ですが、これには利点もあります。掃除がしやすいので清潔なことと、服や持ち物が砂だらけにならないことです。ちなみに、ニース周辺のビーチは毎朝掃除係が清掃してくれています。 小石の上を歩く時はとても痛いので、ビーチサンダルを持参したほうが良いでしょう。横になる場合は、薄いマットが無いと痛いでしょう。また、どうしても砂浜に行かれたい方は、隣町のヴィルフランシュシュルメールやアンティーブ、カンヌ、モナコに人口の砂浜があるので、足を運ばれては如何でしょうか。 どの季節に訪れるか 6月と9月が一番快適で旅行しやすい季節だと言われています。ホリデーシーズンほど人が多くなく、ホテルも高くなく、暑すぎず、それでいて日は長いので、夜遅くまで外出を楽しめます。 ハイシーズンは5月と7月と8月です。 冬はオフシーズンですが、地中海気候で比較的暖かく、晴れることも多いので観光するのに問題はありません。閉まっている店があるのが難点ですが、冬なりの景色の美しさをじっくりと味わえます。秋冬のコートダジュールの魅力を読む 言葉の問題 パリに比べると英語は良く通じます。国際的な観光地ですし、外国から移住してきた住民が多いことも関係しているのでしょう。 たいていのレストランでは英語で注文できますし、観光地では必ず英語が通じるので心配は要りません。 日本語を話す人はほとんどいませんが、日本語の単語が言える人は意外にも多いのです。特に日本に興味がない人でも、マンガやアニメを通じて日本語の単語を知っているからです。日本の文化に好意的な若者もたくさんいます。 相手が日本人とわかれば片言ながらも気さくに話しかけてくる人が結構いるでしょう。そんな時片言のフランス語でも話し手あげると大変喜ばれます。 広いコートダジュール、どこから始めるか 時間がないなら、ニース(午前)とエズとモナコ(午後)の3カ所を一日でまわるのがおすすめです。これだけでかなり見応えはあります。もう少し時間があれば、サンポールやアンティーブやカンヌも足を伸ばせます。これより遠くに行くのには最低3日の滞在が必要でしょう。 ニースはそんなに広くないので、徒歩でだいたいの名所をまわれます。シミエ地区にあるシャガール美術館とマティス美術館に限ってはバスかタクシーが必要となるでしょう。 この他にもご質問を募集しています。以下のコメント欄に質問を書き込んで頂ければ、その答えをこのページに反映させていきます。