ニース Nice


アンリ・マチス 「毎朝この光を見られるのだと分かった時、自分の幸運を信じられなかった。私はニースを去らないことに決め、私の人生のほとんどの時間をここで過ごした。」

タイトルをクリックするとその内容へジャンプできます。

☆地理・人口など
☆ニースとニース伯領の歴史
☆気候
☆ニースにある美術館
☆お勧めの観光スポット
☆ニースのイベント
☆お勧めのホテル
☆レストラン
☆ニースでショッピング
☆公共交通機関
☆リンク

*こちらのページは、観光ガイドの代わりとすることが目的ではなく現地ガイドの経験から便利で役に立つ情報を提供できたらという思いから作りました。
*お勧め情報はステファニーの個人的な意見です。

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☆地理・人口など

ニースは、フランス南東の端、地中海に面していて、 背後には最高峰が標高3000m以上のアルプスの支脈がつらなっています。
現在は人口35万人程度で、フランス第5の都市です。毎年400万人の観光客が訪れ、パリに次いで第二の観光都市です。ニースには、ホテルの部屋数にして全部で1万部屋近くあります。

☆ニースとニース伯領の歴史

ニースの歴史は、約40万年前まで遡ります。人々が住んでいたテラ・アマタ(Terra Amata)遺跡があり、当時の生活を復元した博物館が現在もあります。先史時代にもラザレ(Lazaret)洞窟やニース近郊で見つけられた痕跡から所々に人々が住んでいたことが伺われます。紀元前数世紀にはリグリア族やヴェディアン族がニースのシミエの丘や城に住みます。
紀元前6世紀にギリシャ人との商業が始まり、紀元前4世紀と2世紀の間にマッサリア(現マルセイユ)から来たフォカイア人によってニカイア (Nikaïa)が作られます。ニースという名前は、このニカイアに由来しています。ニカイアは現在の旧市街地の一部、海辺の近くに位置しています。

西暦の初めにローマ人がアルプ・マリティム地方の首都としてCemenelumという都市国家を現在のニースのシミエ地区に創ります(現在も円形競技場などの遺跡が残っています)。3世紀には、アンブランという都市にアルプ・マリティムの首都が移されます。5世紀後半にローマ帝国が衰退してから、侵略による混乱の時代が始まります。

カロリング王朝の復興によって、サン・ポンス大修道院が造られます(現在のパスター病院)。フランス王国を3分割相続することと定めた843年のヴェルダン協定後、ニースは様々な王国、とりわけプロヴァンス、そしてブルゴーニュに属します。プロヴァンス伯の一人ギヨームが972年にサラセン人(当時のイスラム教徒、813年にニースに大損害を与えます)を追い返しブルゴーニュの保護下にあった地域を解放します。

中世

その後、プロヴァンスは名目上は神聖ローマ帝国に属しつつ、5世紀にわたって独立国家として存続します。
城のある丘(現在の城跡のある丘)の上に築かれたささやかな街は12世紀半ばからコンスル(行政官)によって管理されます。城壁内には数千人の住民の住む住居や教会、市場、病院、貴族たちが豊かさを競って建てたという塔のある街となります。13世紀には丘の下の現在の旧市街地がある辺りが発展してゆきます。ニースは、プロヴァンスの県庁所在地で、丘の上に城があり軍事的にも重要な役割を担い、プロヴァンスに完全に統合され平和な時代が1382年まで続きます。

1382年から1388年までルイ・アンジュー派とシャルル・デュラ派の市民戦争が行われ、それから(短期間を除いて)1860年までニースとプロヴァンスの一部の地域は、(後にイタリア統一を主導するサルデーニャ王国の前身)サヴォイア公国に属することになります。1482年にヴァール河以西のプロヴァンスがフランス領となり、1526年からニース伯領と呼ばれます。

ルネッサンスとバロック時代

イタリア戦争中フランスがイタリア半島の所有権を主張するのに対抗してサヴォイア公は神聖ローマ帝国皇帝カール5世と同盟を結びます。

1538年にカール5世とフランソワ1世、ローマ教皇パウルス3世で有名なニースでの会議を開き、10年間の休戦に至ります。しかし1543年にバルバロス提督が率いるオスマン艦隊とフランス艦隊がニースを攻撃し、占領します。ニースの伝説のカトリーヌ・セグランのお陰か、丘の上のお城までは占領されずに済みます。サヴォイア公は、ニースの街を守るため城のある丘全体を守る砦をさらに高くことにします。大聖堂と住民は街の下の方に移されます。18世紀初めにシャルル・エマニュエル1世は港をつくることそして元老院(法廷)を造ることを決めます。旧市街地は、バロック様式(大聖堂やLascaris宮殿、le Jésusなど)が優勢な現在の姿に少しずつ近づいていきます。

17世紀末と18世紀初めに2度、フランスのルイ14世によってニース伯領は占領され、砦や城壁を破壊されます。サヴォイア公は、サルデーニャ島を領有しサルデーニャ王国を統治します。18世紀にはニースの街は、宮殿広場、Saint-François-de-Paule通りと Alexandre Mari通り、Garibaldi広場や港などが発展します。バロック様式の建築が続きます(傑作は、Miséricordeチャペルです)。

18世紀中頃に、初めてイギリスから冬期リゾート客(避寒客)がニースに訪れます。そして年々数が増えて行きます。18世紀末にフランス革命の軍隊がニースまできます。

サルデーニャ王国とフランス

18世紀末にニースはフランス領となります。イタリア征服を準備するためにナポレオンが3日間ニースに滞在します。

19世紀初めパリ条約によってニースはサヴォイア公国へ返されます。イギリスや他の国からも避寒客が少しずつ戻ってきます。シャルル・アルベール王は北イタリアにいたオーストリアを追い出そうとした所、敗退し、退位します。後継者のヴィクトール・エマニュエル2世はナポレオン3世に軍事的な助けを受ける見返りとして、サヴォイアとニース伯領をフランスへ併合するプロジェクトが19世紀半ばに生まれます。ニースでは、親フランス派とガリバルディ率いる親イタリア派が対立します。

1860年4月に7912人の登録されている選挙人(21歳以上の男性)のうち6810人がニースのフランスへの併合に賛同します。1860年6月11日にニースは正式にフランスのアルプ・マリティム県の県庁所在地となります。1864年には鉄道が開通し、観光客が増加します。1815年には人口は2万3千人でしたが、1861年には5万人ほどになり、1911年には14万人となります。ニースはたくさんのイタリアからの移民を受け入れます。

orthoニースの街は貴族や資本家によって管理されます。20世紀の終わりにはヴィクトリア女王などヨーロッパの王族、貴族がニースを訪れるようになります。1925年からは冬シーズンだけでなく夏にも観光客が訪れるようになります。第2次世界大戦中にはニースはイタリアに、その後ドイツに占領され、レジスタンス活動の取り締まりが厳しくなります。ニースの街はアメリカからの爆撃を受け、1944年夏連合軍のプロヴァンス上陸作戦が成功し、ドイツ軍はイタリア国境方面へ撤退し、1945年5月8日終戦となります。

その後は、富豪、著名人、芸術家たちがニースを訪れるようになります。ルノワールやマチスなど20世紀を代表する芸術家たちが、訪れ、定住し、創作し、現在も美術館という形でニースに残っています。

歴史的に、1388年から1860年までニースは後にイタリア統一を主導していくサルデーニャ王国の前身であるサヴォイア公国に属していたため、イタリア文化に強い影響を受けていて、今日でもニースの建築や料理、ライフスタイルにみることができます。

また地理的にもイタリアに近いため、現在でもニースの人たちは買い物や食事をするためにイタリアへ頻繁に行っています。そのため北イタリアではフランス語が通じますし、ニースでもイタリア語は通じます。ニースにはたくさんのイタリア人観光客がいるため、ニースのお店の店員さんたちは、イタリア語と英語が話せることが前提となっています。

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☆気候

ニースは、コートダジュールのように一年中温暖な気候です。フランスの街の中で一番降水量が少ない訳ではありませんが、雨が降ることは比較的少なく、太陽が一年中照っています。フランスで最も太陽に恵まれた(日照時間が長い)街です。

冬も温暖なため、ニースは18世紀に海水浴場となりました。イギリス人やロシア人が冬を過ごしに来ていました。朝と夜は冷えますが、日中は太陽が出てくるので気温が上がります。夏は暑すぎず、湿気は少なく、32度以上になることはまれです。ニースの気候は、プロヴァンスの気候とはまた異なります。プロヴァンスでは、冬はとても寒く、夏はとても暑く、季節の違いが明らかです。

ニースでは、8月の終わりから雷雨が頻繁にあります。9月はとても快適です。夏は日がとても長く6月21日には22時まで太陽が出ています。11月には雨がよく降ります。この時期に水を貯めておくことになります。日がとても短い時期です。特に沿岸地域では雪が降ることはまれです。アルプス山脈は近くにあって(車で2時間、スキー場も近くにあります)、毎年雪が降ります。ニースのお店ではロングコートは売っていませんし、手袋や毛糸の帽子も滅多に使うことはありません。時々ブーツを履くことはありますが、温暖なので数日間だけです。
夏には太陽の光がとても強いので、直接に陽を浴びていなくてもいつの間にか日焼けしてしまいますのでご注意ください。

☆ニースにある美術館

ニースには多くの美術館がありますので、アート好きの方々には満足して頂けるのではないかと思います。

・まず国立マーク・シャガール美術館は絶対に外せません。シャガール自身が美術館の計画の段階から参加し、テーマを決めたり、作品を選んだりしたため他では見られないものとなっています。テーマはとても宗教的なため、作品の理解は容易ではありませんが、世界中からの訪問者に高く評価されています。フランスの美術館にしては、入場料は高めといえますが、日本語のオーディオガイドを借りることができます(借りる際にはパスポートを預ける必要があります。オーディオガイドを返却する時にパスポートは返してもらえます。)。日本語のオーディオガイドでシャガールの作品の説明を聞かれると理解しやすくなると思います。フラッシュなしであれば写真を撮ることも可能です。美術館の庭にある小さなカフェで休憩すると気持ちがいいと思います(2月から11月にオープン)。ウブティックでは、日本語でのカタログや現代美術に関する書籍、シャガールの複製、様々な文房具などが置いてあります。

☆マイ コートダジュール ツアーズは、ニース市内観光ツアーでシャガール美術館・ロシア正教会大聖堂などニースの見どころへご案内しています(入場料込)。

詳細はこちら

jardinマチス美術館は、シャガール美術館の近くにあります。市の美術館です。写真撮影は完全に禁止されています。美術館では、マチスの全キャリアを通した作品が展示されていて、ヴァンスのロザリオ聖堂の模型が見られます。また建物自体が素敵です。

ジュール・シェレ美術館(Jules Chéret)、正式名はニース美術館(Musée des beaux arts de Nice)はあまり知られていませんが、ニースで火曜日に開いている唯一の美術館です。マイコートダジュールツアーズのニース市内観光ツアーでは、火曜日にはシャガール美術館の代わりにこちらにご案内しています。複数の時代にまたがった何人もの芸術家の作品が展示されていて、ロダンの彫刻も見られます。ニースの芸術家デゥフィーの絵画も展示されています。

近代・現代美術館(MAMAC:Musée d’Art Moderne et d’Art Comtemporain)はモダンアートがお好きな方には外せません。60年代にアメリカのポップアートと同時に誕生したアートでニース在住かニース生まれのアーチストを集めている「エコール・ド・ニース」の数々のアーチストの作品が展示されています。特にアルマン(Arman)、ベン(Ben)、セザール(Cesar)、ニキ・ド・サンファル( Nikki de Saint Phalle)が有名です。ニースのアートに興味がある方、ポップアートがお好きな方にはこの美術館はお勧めです。この美術館は実に見事です。

・最後に、マセナ美術館(Musée Masséna)は、ニースの歴史についてもっと知りたい方にはお勧めです。ネグレスコのすぐ隣にあって、市の美術館です。ニースの街の発展や都市化の様子が写真や絵画で見ることができます。ニースをまた違った視点で見ることができると思います。

シャガール美術館、マチス美術館、 ロシア正教会大聖堂へ1日で行かれる場合は、
Open Tourのバスの1日チケットを利用されると便利です。

☆お勧めの観光スポット

お時間があまりない場合でも、ニースの街は大きくはないので短時間で簡単に見て回ることができます。ニースの人たちは、街中を歩いて移動することがとても多いです。街を見て回るためには、タクシーやバスに乗らないで歩いて移動する方がよいでしょう。ただ、シャガール美術館とマチス美術館は中心街から離れていて大きな坂の上にあるため歩いて行くのは難しいと思います。マチス美術館へは特にバスで行かれることをお勧めします。バスは、15, 17, 20, 25番で、下車するバス停は”Arènes / Musée Matisse”です。公共交通機関の詳細はこちら)。

電車の駅の周辺や、海辺の周辺、マセナ広場周辺のホテルにお泊まりの場合は、徒歩で(シャガール美術館とマチス美術館以外の)観光スポットへ移動することが可能です。

一日あれば、ニースの街を見て回り堪能するのには十分だと思います。私がお勧めするプログラムはこちらです。

saleya

朝8時からサレヤ広場のマルシェへ行きます。旧市街地内の見つけやすい所にあります。道はまっすぐなので迷子になるリスクはないと思います。月曜日は骨董市で、お花や果物、野菜の市場は火曜日から日曜日まで毎日出ています。途中でカフェのテラスで一息つかれるとよいでしょう。

サレヤ広場の奥へまっすぐ進みます。海辺の近くのホテル・スイスの辺りにあるエレベーター(無料です)に乗り城跡のある丘に登ります。ニースとニースの旧市街地の町並みが見渡せる眺めはびっくりするほど素敵です。

vielle villeその後、海辺を廻ってみるのもよいでしょう。ランチには、また旧市街地に戻ります。ニースの人たちは、可能な時には日差しと外の雰囲気を味わうためにテラス席で食事をします。真夏でも暑さは耐えられる程度で湿度は高くありません。冬には、外の雰囲気を楽しめるように暖房が炊かれたテラスもあります。旧市街地では迷子になってみてもよいと思います。たくさんの可愛らしい典型的なニースの通りや可愛いお店を偶然に見つけることができると思います。コート・ダジュールのお土産を買われるにはニースの旧市街地はよい場所だと思います。

午後には、シャガール美術館もしくはマチス美術館へ行きます。閉館後、歩行者ゾーンになっていてたくさんのお店のあるジャン・メデゥサン通りで少しお買い物をします。もう少しお時間があるようでしたら、港の方へお散歩へ、ニース発のクルージングに参加されるのもいいと思います。

海水浴、海に足だけでも浸けられることももちろんお勧めします!通常は6月から9月まで海に入ることができます。勇気がある人たちは一年中海水浴をしています。ニースへは海好きな人たち、特に日焼けしたい人たちが集まってきます。夏の間は美術館巡りをするよりも日光浴を好む観光客もかなりいます。

ジョギングがお好きな方にはプロムナード・デザングレは理想的な場所です。どんなに方向音痴な方でも迷子になることはありません。一年中時間を問わずたくさんの人たちがジョギングをしたりサイクリングをしたりしています。

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☆ニースのイベント

ニースカーニバルはこちらをご覧ください。
トライアスロンのアイアンマンはこちらをご覧ください。

☆お勧めのホテル

コートダジュールを旅行する際にニースに宿泊されるのは賢明だと思います。ニースの街を観光するのにもちろん便利ですし、モナコやアンチーブ、カンヌに行くのにも便利です(電車やバスで移動すると短時間で行けます)。

まず、一般的には駅周辺に宿泊されることはお勧めしません。日本の方には駅周辺はとても便利に思われるようですが、ヨーロッパでは駅周辺の治安はよくありません。あまり安全ではないため、女性がお一人歩きをされると少し危険に感じられるかもしれません。他の地区にもお手頃な価格のホテルがあります。

いくつかの宿泊プランがあります。

私たちのお勧めのお手頃な価格のホテルは、ホテル・アルベール・プロミエール(Hôtel Albert 1er)です。3つ星ホテルで、マセナ広場の近くにあり、海辺や旧市街地からも歩いてすぐ近くです。とても便利で、この質でこの価格はお得だと思います。

4つ星ホテルの中では、立地がよく雰囲気もよいホテル・ボー・リヴァージュ(Hôtel Beau Rivage)が好きです。メルキュールホテル(Mercure)の マルシェオフルール(marché aux fleurs) と プロムナードデザングレ(promenade des anglais)も立地がとてもよく、信頼できるサービスです。ホテル・ウェストエンド(Hôtel West End)もプロムナード・デザングレにあり立地がよいです。ホテル・ラ・ペルーズ(Hôtel La Pérouse)は中心から少し離れていますが、景色は素晴らしく、ユニークな場所にあります。

高級ホテルとしては、ハイアット・リージェンシー・ニース・パレ・ド・ラ・メディテラネ(Hyatt Regency Nice Palais de la Méditerranée)は、サービスは完璧ですし、スタッフがとても親切で、現代的な雰囲気で、立地もよいのでお勧めします。

ニースの人たちに出会いたい方や少し違った経験をされたい方には、シャンブルドットヴィラ・メッゾ・モンテ(Villa Mezzo Monte)という一般家庭のゲストルームへの宿泊をお勧めします。オーナーはとても親切な夫妻です。中心街の外側のとても奇麗な景色ととても奇麗なお庭があるお宅です。美味しい朝食込みで、ムッシュが駅や必要であれば他の場所まで車で送ってくれます。料金は、お一人もしくはお二人で1泊140ユーロです。特にフランス語を学んでいる方には、ご夫妻は喜んでゲストとお話しをしますので、お勧めです。

☆レストラン

cafeニースは過去にイタリア領だったこともありイタリアンレストランがたくさんあります。初めていらした方々はびっくりされるようです。野菜を主に使ったニース料理のレストランやもちろんフランス料理のレストランもあります。
代わりにアジア料理レストランは少なく、ほとんどが中華料理です。ファーストフードのアジア料理屋がありますが、中華料理やベトナム料理、タイ料理をまぜた物で、味はあまり美味しくないです。韓国料理やベトナム料理のお店はありません。本物のアジア料理を召し上がるのはパリへ行ってからにされた方がよさそうです。
代わりに、数年前から本物の美味しい日本料理レストランがニースにあります。

私たちの好きなお店をご紹介します。

・ニース料理:

ラ・メレンダ« La Mérenda »は旧市街地にありますが、観光客狙いのお店ではないです。予約する電話番号はありませんし、クレジットカードは使えず、コカコーラも置いてありませんし、椅子は小さくて座り心地はよくありません。しかしニースの人たちには素晴らしいと評判のお店です。メニューのバリエーションは少なく、季節によって、仕入れた新鮮な食材によって変わります。定番のピストゥ・パスタ、モントネーズ・タルト(ピッサラディエール)、季節にはラタトゥイユ、ストックフィッシュ、もしくはドーブ(肉の蒸し煮)を、デザートには、ニースの典型的なタルト・デ・ブレットをお勧めします。

ラ・カンティーン・デゥ・ルル« La cantine de Lulu »も同じようなお店ですが中心街にあります。様々なニース料理を味わえる前菜のファランドル・ドントレをお勧めします。店内からシェフのルルさんがキッチンで料理している姿が見られます。
このふたつのレストランは地元の人たちで賑わうお店なため、週末は閉まっています。

ビストロ・デゥ・レコール・デゥ・ニース« Le bistrot de l’Ecole de Nice »は2012年秋に、星付きシェフの松嶋啓介さんのビストロです。お手頃な料金で、ニース地方の料理を提供しています。

« le Safari »は、旧市街のマルシェの開かれるサレヤ広場の奥にあって便利なのでオススメです。広いテラスがあって、12時から23時までノンストップでオープンしています。ニースの前菜盛り合わせ(l’assortiment d’entrées niçoises)がオススメですが、量が多いのでそれだけでお腹いっぱいになってしまう方もいます。

・イタリアレストラン

オーソドックスなのが旧市街地にある« La voglia »と歩行者天国エリアにある« Villa d’Este » です。とても美味しい料理が頂けますし、量がとても多いので、たくさん注文しすぎないようにご注意ください。取り分けることになると思いますが、人数分の1皿の料理(2人分や3人分と注文できます)で一人当たり十分な量が出されます。ビザやパスタがとても美味しいです。前菜には、ミックス前菜(antipasti misti)を注文されると野菜をたくさん食べられますし、多彩な料理を味わうことができます。

・海の幸、魚料理

海の幸と魚料理については、« Boccaccio » が昔からある有名なお店です。特に年末には牡蠣がとても美味しいのでお勧めです。
ガリバルディ広場にあるLe « café de turin » も海の幸で有名です。こちらは観光客にはあまり知られていないお店です。

2014年に一つ星シェフの松嶋啓介さんがオープンした海の幸と魚料理のレストランRestaurant Poseidon もお勧めです。

・フランス料理

一番有名なお店はネグレスコ(Negresco)のレストラン« chantecler » でしょう。2つ星を再びもらった所です。
もう一つ最近2つ星をもらったレストランがあります。« Flaveur »です。

1つ星レストランは、« Jan »« L’aromate »があります。

・他の料理

松嶋啓介さんのレストラン« Keisuke Matsushima » は2006年から一つ星が10年間ついていました。シェフは、フランス料理レストランで一つ星を日本人の料理人として最も若くしてもらいました。少量で素敵な香りのする料理は、心地よく口に運べます。
景色と料理の両方を楽しむために« la réserve de Nice » が私たちのお気に入りです。中心街から離れ、海の素敵な眺めが見え、とても快適な環境とサービスを提供してくれるお店です。
最後に、最近のレストラン« Les deux canailles »では、この若さにしては驚きの料理をシェフが提供してくれます。日本料理からインスピレーションを得ていると思われます。とても質の高い、季節折々のシックで風味のある料理を提供してくれます。

・日本料理

resto数年前からニースには、いくつか非常に質のよい日本料理のレストランがいくつかオープンしています。私が日本語を勉強し始めた20年ほど前にはほとんど日本料理レストランはニースにはありませんでしたし、代表的な日本の料理ではありませんでした。5年前ぐらいから幸いにも!質の高いお店がニースにもオープンしました。
加も川« Kamogawa »は、お寿司と刺身の正統派の日本料理のお店です。板前長は年中無休で昼と夜、カウンターでお寿司を握っています。ニースの人たちは、すき焼きやしゃぶしゃぶも大好きでよく食べています。2014年4月からランチ時限定でラーメンが9ユーロで食べられる様になりました!

同じ地域に日本人姉妹が経営しているまゆっか« Ma Yucca » では、日本の「家庭料理」を食べることができます(お寿司は食べられません)。おそらく、日本料理はお寿司だけではないことをニースの人たちに知ってもらうという目的がこのレストランにはあるのだと思います。毎週メニューが変わり、少しフランスの食材に合わせてアレンジされたとてもヘルシーな季節の日本の料理が頂けます。満席のことが多いため事前に予約をされることをお勧めします。

2015年にオープンしたラーメン屋さんKumanoでは餃子やカレーライスも食べられて、現地のフランス人にも人気です。
お弁当専門店のYuyubentoでは、お弁当の他にもカツ丼や牛丼もテイクアウトできますので、ホテルやビーチ、公園のベンチなどで懐かしい和食を食べることができます。
Yuyubentoの近くに居酒屋« Maido » があってワインなどのアルコールや、居酒屋のおつまみが食べられます。

上記の全ての日本料理のレストランは全て日本人が経営していて、ニースの人たちにとても美味しい料理を提供してくれています。

☆ニースでショッピング

土産については、お土産というこちらの記事をご参照ください。ニースの複数のお店について書かれています。
ニースのお土産として典型的なものの一つがオリーブオイル、アーモンドショコラ、砂糖漬けのフルーツ(フリュイ・コンフィ)です。
ショッピングには、ニースには歩行者天国エリア、ジャン・メデゥサン通りがあります。お店が集まっているエリアなのでとても便利です。どこの大きな街にもあるようなチェーンのファッションブランドのお店がたくさんありますし、小さなお店もあります。高級ブランドについては、ニースにはシャネルやエルメス、ヴィトンはありますが、あまり多くはありません。カンヌやモナコの方が高級ブランドのお店が多くあります。

☆公共交通機関

tramこちらのサイト(コートダジュールの公共交通機関)をご参照ください。

 

☆リンク

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